医学研究者に対しては、難病患者などから過度の期待が寄せられる。

具体策を決められないのは省庁の縦割りのせいなのでしょうか。
それはあるだろう。
厚生労働省に指針作りのお願いに行こうとしたら研究者仲間から、基礎研究なら文部科学省の所管ではないかと言われたのでやめた。
昨年、医療研究の司令塔として日本医療研究開発機構が発足したが、各省からあがってくる予算を束ねてはいても権限が限られる。
要請先として考えなかった。
内閣府に動いてもらうしかないだろう。
研究現場では生殖細胞のゲノム編集をしたいという声は多いのですか。
日米では生殖細胞のゲノム編集がすぐに必要になるとは認識されていない。
新しいゲノム編集技術が開発されて使いやすくなったが、狙ったのとは異なる 遺伝子を変えてしまう場合もある。
治療に応用できる段階ではなく、なお技術革新が必要だ。
欧州を中心に、既存の遺伝子治療が難病や遺伝性疾患の治療でよい成績をあげているケースも多い。
基礎研究でも、ヒトの受精卵を使わずに動物実験で確かめられることもある。
ただ、ゲノム編集の技術を使って、不妊症にどんな遺伝子の働きがかかわっているかなどを特定できる可能性はある。
そうした成果は発見者によって、知的財産権として押さえられるだろう。
産業界からは、重要な知財を海外勢に持って行かれるのを懸念する声も出ている。
だからこそ指針作りを急ぎ、それに沿った条件の下で基礎研究を進める必要がある。
技術の進歩に、生命倫理などの議論が追いつかない印象です。

医学研究者に対しては、難病患者などから過度の期待が寄せられる。
過去にはその期待感に乗じて研究を前へ進め、結果として裏切ってしまったこともある。
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